本日は、冬期講習の締めくくりとして、山口県一斉模試や全国模試を実施しました。この日は、高校受験を控えた中学3年生を中心に、とても緊張した一日となりました。
中学3年生にとっては、将来のかかった志望校の選択に関わるものですから、特に緊張したことと思います。
さて、慶進中学2年生に対して、小さな入試としての位置づけの模試も実施しました。慶進中学生にとっては、このように緊張感のある模試を、しかも(学校では3科目型の模試しか実施しないため)「5科目」の模試を受ける機会が少なく、多くの生徒にとって普段おろそかにしがちの理科、社会を含めて広い範囲の復習の励みになったようです。
今回の模試で「宇部高A判定」を取ることを目指して5科目のバランスを取って努力した生徒も複数おり、私としてはとても意義のあるものであったと感じています。実際、3年生からは高校課程の学習に入るため、2年生終了までには山口県の進学系公立高校に合格できる程度の学力が必要と考えており、これをクリアすべく努力を促し、伸ばしてきました。
また、公立中学の1~2年生にとっては、学校の定期テストや習熟度テストでは所属中学内での相対順位は分かるものの、高校受験力を測ることは難しく、このような外部模試の力に頼るしかありません。しかしその結果、学力の「実態」が明らかになり、より早期から危機意識の醸成や学力の弱点の解決に向けた対策が講じやすくなるため、模試を受験することに重要な意味があります。
まずは、今年の冬期講習で、非常に多くの問題演習を頑張って頂きましたので、全員の学力の伸びを期待しています。