中学受験の結果が出そろいました【小学6年アドバンス】

小学6年・アドバンス中学受験コースでの主な受験の結果発表が軒並みそろいました。

今年のアドバンス理数のコース生は11名。うち10名が私立中学受験を希望され、それぞれの第一志望校の合格に向けて涙ぐましい努力をされ、見事に全員が第一志望合格(5名は県外の難関私立中学にも合格)を果たしました。

多くの方は5年生の4月の時点から入塾になり、当初からはっきりと高い志望校をもっておられました。目標が明確なだけに、対策も立てやすいと感じました。

とはいえ、一般的な偏差値サイトで60を超すような学校ですから、生半可な勉強量では太刀打ちできません。

使用する教材も従来のものから選定し直し、5年前期、5年後期、6年と、期が進むにつれて新しい教材も導入してきました。

毎週の授業でも手作りの確認テストや業者のテストを繰り返し、その日の授業内容や確認テストのスコアをご家庭とも共有し、ご家庭からも叱咤激励をして頂きながら進めていったのです。

それでも、塾生はみな「塾の勉強が楽しい」という気持ちになってくれ、最後までついてきてくれたことがとてもありがたく、また、まだ小学生なのに「すごい」と思うところなのです。まさに、クラス全体が「一丸となって」という表現がぴったりくる雰囲気にありました。

また以前報告しましたように、11月から始めた難関中の受験対策では、より絞った人数で特別な時間を共有し、食も共にしながら1日を勉強で過ごしました。

あるご家庭から、「この時期から子どもの意識が集中モードに切り替わった」というありがたい感想を頂きました。たしかに、私自身も今まで以上に緊張しておりましたし、生徒たちの様子も同じくでした。

そして、それに連結した冬期講習での膨大な演習と暗記物で、理科社会を含めた広範囲の知識を詰め込んで、受験会場へ送り出すことができました。

学校受験では、九州大手の塾の関係者が隊列を組んでエールを送りながら子どもたちを見送る風習があり、私も以前、ラ・サール高校や青雲の受験生を送るときに、その光景を見てプレッシャーを感じるだろうなと思いましたが、みんな、そのような光景でも ものともしない「芯の強さ」がありました。

実際、ご自分のお子さんがその雰囲気にのまれることなく、堂々と受験会場に向かっていっただけでも「もう十分偉い」とおっしゃったご父兄もおられましたし、私もその様子は容易に想像ができ、たくましいなと思います。

そして実際に「全員」が合格を勝ち取ってきたのです。これほど嬉しいことはありません。

子どもたちの、そして、ご家庭の苦労を思えば、本当に頭が下がる思いです。

塾としての結果は、青雲中学(64)併願2名、西南学院中学(65)2名、福岡雙葉・応用特進(59)、敬愛・九大医進J(54)、慶進特待(60)、慶進(48)などで、全員第一志望合格です(括弧内は一般的な偏差値サイトでの偏差値を引用しました)。

みなさん、本当におめでとうございました。

西南学院中学2014c
福岡・西南学院中学の美しい洋風キャンパス

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