今年も塾での夏期講習が無事に終了し、恒例の模擬試験を実施しました。今回も全体で60名を超える生徒たちが参加し、努力の成果を測ることができました。模試に挑んだ生徒たちの様子についてご報告します。
【小学生の部】全国模試
午前中には、小学5年生・6年生を対象にした全国模試を実施しました。特に5年生にとっては初めての模試となった生徒さんもおり、大変緊張されたことと思います。参加者全員が時間内を集中して取り組んだことは、今後の学習生活での貴重な経験となることでしょう。5年生の生徒さんは、模試を終えてほっとした様子で、新たな挑戦を経て一歩成長した様子が伺えました。
また、小学6年生の中には慶進中学のプレテストを経て、連続して大きな試験に臨むことになった方も多くおりました。これらの経験を通じて精神的にも大きく成長されたはずです。制限時間のある中で初見の問題に挑む過程で、これまで単元として学習してきた知識が統合されて実践力が成長していきます。
模試は卒業ではなく新たなスタートです。解説を通じて問題の解き直しを行うことで、さらなる能力向上を目指してほしいと思います。そのため、「解き直しをして納得するまでが模試」です。ぜひしっかりと取り組んで下さい。
【中学生の部】山口県一斉模試
午後から、公立中学校と慶進中学校の2年生を対象にした山口県一斉模試を実施しました。特に人生のかかった受験生である「中学3年生」にとっては、夏期講習の成果を発揮する非常に重要な機会となりました。今日の模試を通じて自己分析を行い、夏の努力がどれだけ結果に結びついたかを確認してほしいと考えています。この結果を基に、次のステップへ進んでいくことを期待しています。
また、私自身にとっても、3年生の監督をする時間は非常に有意義でした。新しい問題や生徒たちの取り組みを観察し、「あの時、この単元はこう教えるべきだったな」といった反省や、「この問題に対応するためにこのような資料を作成し、学習量を増やす必要があるな」などのアイデアが毎回浮かび、メモにしています。これらを次の指導に活用していきたいと思います。
模試の結果は3週間ほどで返ってきます。結果表をもとに特に受験生への助言や三者面談を行い、生徒たちにとって効果的な学習意識を育む予定です。面談を通じて、今後の学習に対するモチベーションを高め、生徒たちが目標に向かってさらに前向きに学習に取り組んでくれることを期待しています。
夏期講習を終えて
長期間にわたる夏期講習を無事に終え、生徒一人ひとりが一回りも二回りも成長したことを実感することができました。今回の模試を通じて、生徒たちが得た経験や知識は、今後の学習生活でも大きな糧となるでしょう。
皆さんの努力と挑戦に感謝すると共に、これからもしっかり学び続けていきましょう。ありがとうございました。
また、私たち教員一同もよりよい指導に向けて常に改善してまいります。引き続き、皆さんと共に成長できることを楽しみにしています。