冬期講習の締めくくりとして、毎年、5科目の総合力を測定する山口県一斉模試(県模試)を実施しております。また、今年はこれに加えて「全国模試」も選択できるようにし、希望者は受験しました。
中学3年生の話に限りますと、県模試(250点満点)では、宇部高の合格ラインはおよそ190点で、75%がボーダーです。宇部高を目指す生徒にとっては、できる限り200点を超える実力を持たせるとより安心できます。
また、全国模試は県模試よりも水準の高い問題で構成されており、県外の準難関校の判定に適した模試です。県外高校の受験に挑む生徒もおりますので、実施しました。
さて、試験で得点を上げるには、2つの側面があります。1つは実力そのものを上げることですが、もう一つは「失点」を防ぐことです。
失点を防ぐには、「時間配分」(数学)、「設問の正確な読み取り」(その他の科目)がキーワードになると考えており、そのために、中学3年生の冬期講習では設問を正確に読み取るための訓練にずいぶん時間を割きましたし、また、3年生の土曜講座では制限時間をかけた中で得点率を上げる訓練を行っております(この訓練は、3月の入試本番直前まで行います)。
冬期講習最終日となる本日の模試で、それぞれの生徒の努力の成果が出ることを楽しみにしています。