小学冬期講習の今年の主題【小学部】

今年の小学生の冬期講習では、「国語力」、「論理的思考」の上達を集中的に指導できるいい機会となりました。

算数の細かいテクニックを学習することは、すぐに結果が出るので喜ばれるのですが、それよりももっと大切な語彙力、言葉からのイメージ力、細かいところを見落とさない集中力、論理的読解力の向上のために、時間の8割を割くことにしました。

目標は、「国語を理解させる」ではなく、「国語が楽しいものである」ことを実感させることです。そこで、冬期講習の初日には、「国語を好きにする!」を合い言葉に、生徒達と意義を確認し合いました。

また、授業の中では、思いつきの脱線ではなく、「戦略的」な脱線もたびたびしています。知的好奇心をそそるような話を聞かせることでも、楽しい科目であることを分からせたいと思っております。

国語を教えることは、私自身が楽しいのです。その楽しいという波動を伝えることで、子ども達も自然に楽しいと思えるようになっていくはずだと確信しています。

たとえば、名探偵コナンを持ち出し、彼の役割を考えさせ、国語の問題を解くことを、コナンになったつもりでの犯人探し、宝探しゲームにたとえてみました。知的に「国語が楽しい」と言ってもらえるような工夫をし、実際に多くの生徒が「国語が楽しい」と言ってくれております。さらなる改良を目指して努力を続けて参ります。

国語問題2012a
国語の問題の読解を楽しいものに

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