小学生時代の文集が出てきました

年末に部屋を整理をしていましたら、私が小学生時代(4年と6年)だった頃の文集が出てきました。

大変懐かしく、思わず掃除の手を止めて、読みふけってしまいました。

小学4年生の文集には、天体望遠鏡を作ったことが書いてあり、また、土星の衝(という現象)の日付や金星の観測好適期などが記されていて、「細かー!」と思わず吹き出してしまいました。

他の人の作文を読んでみると、普通にお友達と遊んだ楽しい思い出のことなどが書いてあるので、当時は変わった人だったのだろうなと我ながら思います(といいましても、友だちは大好きで、よく理科好きの友だちが遊びに来てくれたり、一緒に草野球をしたりで、外から見える分には普通だったのかな…と思います。人を笑わすツボを心得ていたので、冗談を言ったりしては、「面白いやつやな」とよく言われていました)。

6年生になると、毎晩実験をしており、高校化学でいう原子量やモルの計算などを普通にしていた実験ノートも残っていました。その中では、連日電池に関する実験をした時の記録や、図書館で難しい物質の性質を書き写したものや、周期表を書き表したものもきれいに残っていました。

私が最高レベルの化学を学ぶため大学へ行こうと真剣に思うようになったのは、感受性が豊かな小中学時代に、このように、自分自身で深く探求する学習をしていたことが大きいと思っております。

探求心を持つことは、文系・理系に関係なく、大学での真に意味のある知的活動に役立つはずですし、さらには生涯にわたる生きる力を持つことにもつながると信じております。近い将来、深い探求心を宿させる教育を行う専門的講座の開設をしたいと思っております。

小学生時代の日記2013a
小学4年生の文集(1)

小学生時代の日記2013b
小学4年生の文集(2)

小学生時代の日記2013c
小学6年生の文集(1)

小学生時代の日記2013d
小学6年生の文集(2)

小学生時代の日記2013e
6年生の実験ノートに記されていた手製の周期律表

タイトルとURLをコピーしました