このお盆休みの期間中に、続けて3名の卒塾生が塾の方に訪ねてくれました。
この春晴れて大学生になられた2名の生徒さんは、それぞれ京都・東京から帰省され、約5ヶ月ぶりにお会いすることになりました。
まず驚いたのは、皆さん、本当に表情が明るくなっていたことです。大学受験の勉強中は、やはり自分の勉強にのみ向かい、人との関わりも極力避けるようにして自分との戦いを続けてきましたから仕方がありませんが、そういったことから一転、すっかり晴れて本当にすがすがしくなった印象を受けました。
また、一人暮らしをされると聞いていたので、ついさっきまで高校生だった人がちゃんと生活できているのかといつも気にかけていましたが、全く問題なく元気に一人暮らしをしていることを直接本人さんから聞いて、心から安心するとともに、むしろ、「大学の授業が楽しくて仕方がない」と満面の笑顔で真面目なことを言うものですから、涙が出るほどに嬉しい気持ちになりました。
県外の難関高校に進学された方もいろいろな悩みを持って訪ねてくれましたが、3名全員に言えることは、「授業が楽しい」「新しい仲間もでき、切磋琢磨している」ということを熱弁されており、本当にどの分野、環境に進まれてもみなさん真面目に授業に取り組み、また、自分の将来を本気で考えて行動していることが伝わってきました。
それぞれ約1時間ないしそれ以上じっくりお話しをして、最難関大学・高校の授業の最新情報を聞くことで、私も疑似体験ができました。また、私なりの大学生や社会人の経験や、過去の塾生の経験談などの知見を踏まえて、学習面だけでなくゼミや研究室を選択するポイント、将来の夢に近づけるために必要な、授業以外で努力すべきことなど、さまざまな助言もさせて頂きました。
選んだ進路に間違いがなかったことが本当に良かったと思います。また、そこに至るように導かれ、応援し続けるご家族への感謝の念を常に忘れることなく、いつも「今、何をすることが正しいことか」を自問自答しながら過ごすことができれば、前途は必ず明るいものとなるはずです。
皆さんの今後のご活躍を心からお祈りいたします。