今年の一連の夏期の講習会を終え、生徒さんの努力の成果を測定する模擬試験を実施する運びとなりました。
午前中は、例年通り、小学５年・６年生を対象とした全国模試を実施しました。５年生の生徒さんは、６月に受験した経験があるもののまだまだ不慣れだと思いますので、このような模試の場はとてもいい訓練の時間となります。算数では文章題の出題割合が増えてくる時期ですので、この夏の学習でその文章題にどれくらい適応できるようになったのかが模試によって分かります。
また、小学６年生の多くは、先週に慶進中学の学力診断テスト（プレテスト）を受けたばかりのタイミングとなり、また長時間、難題と向き合うことになりました。時間内を最後まで本当によく頑張ったと思います。
午後からは中学１年～３年生を対象とした全国模試あるいは山口県一斉模試を実施しました。中学３年生の部では、山口県の入試問題に寄せて作問された形式での出題となり、配点も同一となっています。生徒のみなさんは、本番さながらの問題に向き合い、頭をフル回転させながら取り組んでいきました。
こういった総合型の試験というのは、これまで単元別に学んできたことを頭の中で統合できる１つの大きなチャンスです。これを実践力と呼ぶことにしますと、短時間に多くの知識をつなぎ合わせて考える経験を踏むことで実践力は伸びるものですから、そういう点で非常にいい機会になったと思います。
実践力を上げるために、受験生となる小学６年生と中学３年生に対しては、次の授業の時に数学の解き直しなどを実施したいと思います。
さて、３週間弱で結果表が戻ってきますので、それからは、個別面談もしくは保護者の方も含めた３者面談などを行いながら、より現実的な志望校を考えたり、届くようにするためにどのような学習を優先すべきな等を確認し合ったりする時間が取れればと思っております。
長期間の夏期講習に参加して下さり、誠にありがとうございました。
山口県一斉模試のロゴ（画像をクリックするとオリジナルサイトへ遷移します）
