山口大学を訪問しました

今日は山口大学を訪問しました。化学実験系の研究室の教授の先生にお会いするためです。

私個人として、中学生の頃に電池の作成に没頭した時期があり、基本的なレモン電池やボルタ電池に始まり、それらを電圧計で測定しているうちに、もっと電圧の高いものを作ろうという思いでいろいろ調べて実験をしていました。

充電可能な鉛蓄電池を作ったときの衝撃は今でもはっきりと残っています。電圧と出力が大きく、そして、手持ちのモーターがこれまでにない速さで回転したことに本当に驚きました。また、マイナーですがブンゼン電池にも挑み、その出力の強さにも満足感を覚えた記憶があります。

そういった経験があり、化学の分野でも「電池」には特に興味があり、日ごろからも有料の専門誌などで調べているのですが、最先端の電池事情について、教授の先生が非常に具体的で、現実的な技術面の知見を教えて下さいました。表向きに出てくる、まとめられた情報は一つの側面でしかなく、実際の研究の現場ではもっとリスク面や性能面を考慮する必要があることなどがよく分かり、とても有意義な時間となりました。

先生には、最近の学生に求められる取り組み姿勢も含めて、温かくそして熱心にお話し下さったことに感謝しております。生徒の進路指導に役立ててまいります。

山口大学2022a
山口大学を訪問しました

山口大学2022c
大学らしい研究用の装置

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