受験生のクラスの指導とアプリ開発【中学生】

新年度を迎えました。私が直接担当している中学3年生はもちろん全員受験生ですが、慶進中学2年生も年度末に重要な進級テストがあるという点で、「受験生」とみなしています。そのような観点で、両クラスを厳しめに指導しています。

受験を成功させるには、本人の努力が必要なことは言うまでもありませんが、まだ未成熟な年齢の子どもたちが自力でやり遂げられることには、一定の困難が伴うものです。子どもさん自身も「やらなければ」という思いはもちろん持っておりますが、「やっぱりしんどい」という気持ち、つまり自分の弱さとの戦いをすることになりますから、周りの大人や友人からの正しい声掛けがあるかどうかで、正否が大きく左右されてしまうことも事実だと思います。

私の方では、そのためには、まずは保護者の方の働きかけが重要と考えていますので、授業の様子や私のメッセージなどを簡単に伝えて、ちょっとした声掛けにつながるようにしておりましたが、それでは不十分という思いで、塾からのメッセージや確認テストの結果、提出物の状況などをより簡便に、リアルに伝えられるようなアプリの開発に、受験の落ち着いた3月以降で努めてきました。

そして、まずはその初版が完成し、4月から運用を始められるようになりました。一般の講師の先生にも使いやすいようにアプリの汎用化もしたため、教科指導型の全クラスに展開できるようになりました。

その後も改良を続け、私自身の技術的なブレイクスルー(開発力向上)もあり、「週テスト」の結果を個別に閲覧できるような機能も追加することができました。これは、私が、かねてから実現したいと思っていた機能の一つで、これにより、「わが子が今回どうだったのか、クラス内でどのくらいの位置にあるのか、週を追うごとの短期傾向はどうか」といった情報が、保護者の方で簡単に確認できるようにもなりました。もちろん、公開にあたっては専門業者と連携して、安全性をできる限り確保しており、今後も強化していきます。

今後も色々な機能を追加したいと考えております。ただ、4月からは週末などで少しずつ開発を進めるしかない状態ですから、ゆっくりではあると思いますが、今後もご期待頂ければ幸いです。

システム開発2022a
クラスの情報をお知らせするシステム(表示例)

システム開発2022b
塾で開発中のプログラムの抜粋

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