フロンティア大学付属中学校の説明会に参加して【小学生】

先日、付属中の説明会に参加しました。昨年度からの入試改革(国語・算数の2科目化/入試時期の前倒し)が、実際にどのような成果をもたらしたのかを、学校説明会の内容から読み取りました。

昨年度より、国語・算数の2科目入試となり、実施時期も12月中旬へ前倒し化しました。この1年を振り返りながらの説明の中で、合格後の1〜3月を活用する入学前オリエンテーションや課題設定が機能し始め、いわゆる「中1ギャップ」を和らげる効果も見込めたとのことでした。前倒し入試は単なる早期化ではなく、入学準備の質を高める時間の創出ともなっているようです。

また、入試の得点情報から、直近の4科目実施期と比べて、国語・算数の平均点(120点強)に大きな違いは見られず、受験者層に大きな変化は見られなかったと思われました。

同校は、土曜授業があるなどで公立より週あたり授業時間が多く、年間換算で相当量の学習時間を確保しています。中3の1学期で中学内容を原則修了し、以後は、中学内容の取りこぼしを埋める基礎の反復と、高校内容の先取りの二本立てで運用しています。

付属中の特色は、中3で進路決定を行い、3年・6年ルートの二択が機能している点です。実際に、直近学年では約半数が6年コース、一定数が高専や公立上位高校合格へという実績があるとのことで、入学時点で遠い先の選択を固定しないメリットが説明されました。子どもの特質によっては選択肢になると感じました。

受験生にとっては、いよいよ、これからが本番です。さらなる入試力向上のため、塾ではこれから土曜講座にて毎週5時間の学習を行い、受験対策を深めていきます。

フロンティア大学附属中学校の校舎
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