以前よりお話ししておりました、リスク管理学の普及活動の状況について報告します。
これは、山口大学経済学部のI教授とともに進めているものです。大学生が社会に出て企業で活躍するにあたって必要となる教養の教育プログラムであり、企業の中でさまざまな観点から倒産につながるリスクの目を早期に発見し、つぶす能力を涵養する内容となります。
昨年3月に、この教育のための教科書を共著で制作し、出版しました。そして、教授の講座内でその教科書を使って学習を進めてきた山大生約200名が、講義の終盤を迎えた日に単位認定のために試験を受講することになりました。
今回行った試験は、私たちが推進している資格認定試験も兼ねており、合格者には合格証を発行することになります。
ちなみに、私たちの資格認定試験としましては、今回が初の実施となります。これは、教育のためのものですから、試験問題の制作から印刷、配布、採点、証書の発行についてすべて無償で提供させて頂きました。
今後期待することは、本資格を手にする学生が、自身の履歴書の資格欄に記載することにより、就職活動に役立てるとともに、実社会に出て企業や社会の発展のために活躍していく人材となることなのです。