この度、慶進中学・高等学校の学園祭「慶進祭」にお招きいただき、見学をさせていただきました。
教室棟を回りながら、各教室で行われている催し物を一つひとつ丁寧に見学していると、廊下や展示会場の中で、塾に通っている生徒たちが慌ただしく準備や案内に奔走している姿をあちこちで見かけました。普段の授業とはまた違った、生き生きとした表情がとても印象的で、生徒たちが学校生活を前向きに楽しんでいる様子がよく伝わってきました。
また、当日は卒業生にも3名ほど再会することができました。それぞれが今在籍している学校での勉強や日々の生活について話してくれ、卒業後も自分の進路をしっかりと歩んでいる様子に、教える立場として何よりも嬉しさを感じました。
将来受験を目指す塾の小学生から卒業生である大学生まで、当日だけで20名ほどの生徒や卒業生と挨拶を交わすことができたのも、大変有意義な時間でした。塾という場で縁のあった生徒たちが、それぞれの場で元気に活躍している姿を見ると、今後の指導にもさらに力が入ります。
KSアリーナでは、ピアノやバイオリンの個人演奏を聴かせていただきました。いずれも完成度が高く、文化的な香りが会場全体に広がっていたのが印象的でした。そして、塾生も所属するバトントワリング部の演技も拝見しましたが、揃った動きと華やかな演出に、会場からは大きな拍手が送られていました。
今回の訪問では、校長先生ともご挨拶を交わさせていただき、そのご厚意により、新たに整備されたばかりの放送室も見学させていただきました。生徒自身が出演し、撮影・編集まで手がけるというスタイルで運営されており、そのための本格的な機材が整っていたのには驚かされました。これからの情報発信や表現活動を見据えた、非常に現代的で実践的な取り組みだと感じました。
今回の慶進祭を通して、学業だけではなく、表現・発表の場としても生徒たちが多くの経験を積んでいることを改めて感じました。今後も、塾として生徒たちの成長を多角的に支えていけるよう、さまざまな現場に足を運びながら学ばせていただきたいと思います。


