梅光学院大学を訪問して

昨年、梅光学院大学よりお二人の職員の方が当塾を訪問してくださったご縁があり、今年はそのお礼も兼ねて、私の方から同大学のキャンパスを訪問させていただきました。

講義棟のひとつ

山口県下関市の中心部から少し離れた場所にあるキャンパスは、中心地としては環境に囲まれており、洋風の趣のある建物が並んでいます。散策をしていると、学内放送で「これから礼拝があります。希望者はホールに集まってください」といった案内が流れました。それを聞いた女学生たちが「行こう行こう」と自然な口調で話しながら歩いていく様子が印象的で、この大学が「ミッション系カレッジ」として、信仰と教育を日常の中に融合させていることが感じられました。

なお、宗教色が表に強く出ているというよりも、落ち着いた環境の中で品のある学生生活を送ることができる場、という印象を受けました。

梅光学院大学では、初年度の学費が国公立大学よりも低く抑えられており、さらに英検2級以上の取得者には奨学金が支給される制度もあります。大学選びにおいて、学びの質や雰囲気だけでなく、経済的な面を重視される保護者の方にもぜひ知っていただきたいポイントです。

建物の中を歩いていても、すれ違う教員や職員の方々が明るく、挨拶を交わしてくださる姿勢に好感を覚えました。事務受付でも丁寧な応対をいただきましたし、昨年当塾に足を運んでくださった事務局長補佐の方とは30分ほどお話をさせていただきました。非常に誠実な人柄が感じられる方で、大学の運営方針や地域との関わり、学生支援の在り方など、率直に語ってくださり、今後の進路指導の参考になる貴重な時間となりました。

お昼は軽く学食でいただきましたが、周囲の学生の多くは日本人であり、学内は落ち着いた雰囲気が保たれているように感じました。

梅光学院大学は、国際観光や国際ビジネス、児童教育などの教育を展開しており、これらに興味のある生徒の選択肢の一つとなります。地元から通いやすく、学費も配慮されており、学習環境も整った大学があることは、保護者にとっても大きな安心材料になるかと思います。

こちら側と右向かいの建物は学食エリア
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