山口県一斉模試を実施しました【中学3年生】

山口県立高校向けの受験力測定に特化した精度の高い「県模試」を、当塾の高校部の大講義室で実施しました。当塾のほとんどの中学3年生と、準受験生となる慶進中学2年生が挑みました。

さて、数学の出題内容は、計算の小問集合で始まり、確率、統計、一次関数、規則性、合同証明、図形の面積、立体図形といった構成で出題されました。

「統計」では、学習指導要領が新課程になってから、従来高校で教えていた内容が入ってきており、その項目に関する出題となりました。

昨年の同時期の模試のデータ(正答率の平均)では、小問集合(79%)、確率(39%)、一次関数(28%)、規則性(53%)、合同証明(50%)、空間図形(16%)となり、多くの項目で半分程度の正答率しかありません。

例年、この時期に出される「空間図形」は難しく、平均正答率は2割もありません。問題に挑む生徒の様子を見ていても、この大問でかなり悩んでいる人が多かったです。

4月からは中間テストに向けてかなり忙しく学習を進めてきました。常に学校よりも速いペースで英数理の学習を進めながら、特に学力の高い生徒さんには、それこそかなり強烈な問題に常に挑み、主に2年生の前半部分の復習を高い水準で仕上げてきました。そのため、今日出題された「関数」の正答率が高いことを期待したいと思います。

今から3週間弱で届く結果表の分析チャートを見て、私も生徒自身も互いに弱点分野を把握し、塾ではそこを埋められるように演習の題材を設定し、指導にあたりたいと思います。

問題に真剣に向き合う生徒たち
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