徳進館進学ゼミナールの高校部では、宇部高校(普通・理数)、慶進高校(中高一貫、アドバンス)、小野田高校などの進学校に在籍する生徒が十数名在籍し、学習しています。
今年度初めての大きなテストとなる中間試験が終わり、結果がおおむね出そろいました。
高校部では4月から中間試験を強く意識して先回りの学習や高水準の演習などで解答力を上げてきました。生徒たちも大変な努力を行っています。
その結果、
現代文 80点以上6名、90点以上2名
数学Ⅰ 80点以上9名、90点以上3名
数学A 70点以上8名、80点以上2名
化学 70点以上7名、80点以上3名
物理 70点以上4名、80点以上2名
英語CE 80点以上4名、90点以上3名
英語表現 80点以上9名、90点以上4名
という分析結果になりました。
学年順位で一桁に入る生徒も複数おり、日常的に十数番に入る生徒が宇部高、慶進中高一貫を中心に8名おります。
この調子で努力を続ければ、旧帝大や医歯薬への現役合格を手にできることでしょう。そのような機運も高まっており、教室が「学習」を中心にいい雰囲気に固まりつつあります。
引き続き、期末対策に向けて工夫を凝らしていくところです。
とはいえ、現状の教室のスペースでは十分な学習時間を確保させることが難しいものです。琴芝教室は受験がまだ先の1、2年生が中心層だとはいえ、希望する彼らにもっと多くの学習時間を塾として提供することができないものかとずっと悩んでおりました。
講師とも何度も話し合いをする中で、より広い教室探しは重要な課題でしたが、つい1週間ほど前に、徳進館本校の設立時から気になっていた教室に空きができたのです。
その場所は、現在の琴芝教室から100mも離れていないところにあり、広さは現状の3倍以上あります。
それで、今月末までをめどに、現状の琴芝教室を移転いたします。
教室のコンセプトとしては、徳進館が伝統的に得意としてきた「授業と個別指導、映像をミックス」させた指導方法を取り、個別指導と自学を十分に進めるための自習室を完備とします。
これは、ラ・サール高校などの進学校の自習室のスタイルを参考にした様式を取り入れ、従来よりも勉強時間を大幅に確保し学力向上を狙います。
教室の環境面では、旧教室でも床や学習机の清掃など、衛生面に配慮していましたが、新教室でも同様です。
さらに、オートロックの玄関、ハードウェアフィルタリングなどを備えた映像システムなどでセキュリティを高めてあり、床のカーペットや机なども新調し、トイレもリフォーム済みなため、大変衛生的なものになります。もちろん旧教室同様、インフルエンザ対策に効果的なイオン発生器も完備します。
このような設備を充実させることで、本課生は週7日通塾できるような全く新しい教室になります。
ただこの「本課生コース」は1年生等にはオーバースペックとなる生徒もいるため、費用面にも配慮するため「授業コース」を設け、こちらは旧教室で行ってきた週2日のみの通塾形式で月額2万円(税別)とします。
新教室の名称については、主幹講師がいくつかの候補を挙げた中から私が直感的にピンときた「キャンパス、CAMPUS」という単語を選び、「徳進館キャンパス」をベースネームとすることに決めました。
これは、「大学につなげる」ことを想起させる素晴らしいワードで、教室も「キャンパス」にふさわしく広いものです。
このような教室に、高校生や慶進JⅢ生を迎え入れる方向で、また、新カリキュラムの編成に向けて急ピッチで進むことになりましたので、お知らせといたします。