今年のプログラミング教室ですが、4月の開始から2ヵ月ほどが過ぎました。
熱心な子どもさんは、自宅でも一定の時間集中して取り組んでおり、気づかないうちに集中力と論理的思考力の両方を伸ばしているはずです。
今日の授業でもみなさんが取り組んだ成果を持ち寄り、友達どうしで見せ合ったり、質問したりと活発に進める生徒さんがたくさんいます。
今はスクラッチを使って簡単なシューティングゲームを作ろう、というテーマで進めていますが、期待以上の機能を搭載している生徒さんがいます。
プログラムをのぞいて見ますと、単純な機能を何個も積み重ねてより複雑な機能を実現していることがわかります。
後でトレースしにくいつくりにはなっていますが、まずは十分ですし、小学生の子どもたちがこれほど柔軟な思考力を持っていることにただ驚かされます。
とにかく、知的情熱による集中力や改善意欲を教室全体から強く感じます。
そして子どもたちは、ゲームのプレイを楽しむというより期待通りに動く敵機を確認し、なんかこの動き変だなといった様子を画面から読み取ればすぐにその機体のプログラムの修正に取り掛かる、というように、市販のゲームに流されている様子とは全く異なる様子です。子どもたちの見る視点が明かに違うことが見て取れます。
いわゆる、「ゲームに流される」というのは、つくられたレール(他者のプログラム)に沿って、その世界の中でどうハイスコアを狙うかといったものでしょうが、これとは頭の使い方が全く異なるということです。
これは私自身の子どもの頃の体験上からもよく理解できます。
もう2~3ヵ月してある程度の形になったら、VisualBasicを使ってのウィンドウズプログラミングにも進みたいと思っています。