今年もまたインフルエンザの季節が近づいてきました。大切な受験生も預かっている当塾では、塾内に、空気中の浮遊菌(最近やウィルス)を除菌する設備を導入していましたが、この度、機種が4年目を迎えたことを契機に新型のものに交換しました。
従来は、パナソニックのnano-e技術による除菌装置でしたが、今回導入したのはシャープのプラズマクラスター方式の装置です。
シャープの技術資料によると、『プラズマクラスター技術は、自然界にあるのと同じ+(プラス)と-(マイナス)のイオンをプラズマ放電により作り出し放出。浮遊カビ菌等を空中で除去し、浮遊ウイルスの作用を抑えるシャープ独自の技術です。』とあります。
この技術は2008年度、社団法人発明協会の「発明賞」を受賞しているもので、水素イオンと酸素イオンを電気エネルギーにより作り出し、空気中の水分の力を借りて安定化させ遠くに飛ばします。そして、浮遊菌の表面に付着すると、殺菌力の高い「水酸基ラジカル」というものを生じ、菌を死滅させるというものです。
浮遊菌を除菌する能力については、微生物研究の権威、(財)北里環境科学センターにても実証されているようです。
塾での利用については、従来方式では除菌イオンの生成に水が必要だったのですが、プラズマクラスターは空気中の水分を利用するので、水の補充をする必要がなくなり、とても便利になりました。また、タイマー機能により、必要な時間帯だけを確実に作動させることができるようにもなりました。
この新兵器により、大切な生徒さんを守ります。もちろん、主力講師にはインフルエンザの予防接種も義務づけています。講師の健康と生徒の健康を守り、とても大切なこの季節を乗り切ってまいります。