新年度からの「小学4科コース」を予約下さっている生徒さんとその保護者の方を対象に、「国語の勉強のしかた」について学習する時間を取りました。
勉強法に関する質問の中でよく聞かれるものは、「国語」の学習のしかたに関するものです。これについては、子どもさんも日頃から日本語を使っている以上、国語の読解問題も「読めてしまう」ため、ある程度「解けてしまう」ということが本質的な問題点だと思われます。そこで、小学5・6年生を対象とした4科コースでは、もちろん国語(正しい読解法)の指導を行っておりますが、1週間の中での指導時間が非常に限定的であることと、まだまだ幼い子どもたちですので、学んだことをご自宅で正しく実践するというところまで至っているとはいえず、多くの子どもたちはやはり「なんとなく解いている」状態にもなりがちであると想像できます。
そこで、保護者のかたを対象として、塾で実践あるいは期待する指導法の一部でも身につけて頂いて、ご家庭でわが子と一緒に楽しく国語の指導をして頂きたいという気持ちで指導させて頂きました。
内容としては、専用テキストを使って、漢字力、聞く力、まとめる力などを高めると私が確信している方法を実践し、親子で一緒に取り組んで頂くことで最低限のことはお伝えできたのではないかと思います。
しかし、私の反省点は、確保した時間が短すぎたことです。説明もやや早口にならざるを得ず、消化不良にさせてしまったと思いますし、大人のかたでも、より多くの実践を積まないと大事な点を自宅に持ち帰ることができなかったのではないかと心配しています。もう30分あれば、より反復練習をすることができたと思いますので、次回は気をつけます。
研修会に参加して下さったご家庭の皆様には、今回のことが何かひとつでもお役に立てましたら幸いです。
お忙しい中、お越し下さり誠にありがとうございました。