新高校1年生に向けた学習【中学3年アドバンス】

中学3年アドバンスコース生の高校受験が終了した翌日の授業から、高校数学、高校化学の猛特訓をスタートさせました。

長い受験勉強もいったん終わりましたので、恐らく生徒さんの気持ちとしては、少しは「ゆっくりしたい」という気持ちもあったと思います。しかし、気を緩めると短期間に学力は低下します。せっかく培った学力を落としてしまっては、4月から始まる難しい高校の授業についていきづらくなることは避けられませんから、ここで緩めるわけにはいきません。

高校数学は数学Ⅰと数学Aという2冊の教科書に分かれて学習が始まりますが、この両方について学習を開始しました。数学Ⅰは式の展開、指数法則、因数分解、循環小数、不等式などで、数学Aは集合の要素、順列、組み合わせなどの単元を学習して頂きました。

結果、1学期の中間テストの範囲の多くを3月中に網羅しました。また、学習して頂くだけではなく、1週間ごとに試験を行い、実力を測定しました。そのため、生徒たちはその試験で好結果を出すべく、朝の9時から塾に来て数時間学習して帰る、といった努力を積み重ねました。

また、試験後、問題の解説や重要問題の解説をする講義を担任の方が行い、知識の定着を目指しました。

さらに、私の方では宇部高、慶進高、防府高など多くの高校で1年次に履修する化学基礎の授業を行いました。原子の構造や電子配置など、分かりにくい単元を徹底的に繰り返し指導した結果、少し余力も持てましたので、なぜカルシウム(Ca)の最外殻電子数は10ではなく、「2」なのかといった、教科書で発展的学習に指定されている内容まで踏み込むことができました。

このように、高校の勉強でかなり充実した入試後及び春休みとなりました。4月からの高校生活でいいスタートを切ることができるように願っています。

キャンパス講義2020a
キャンパス新担任の講義風景

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