センター対策国語講座が始まります【高校生】

高校部である「徳進館キャンパス」では、今年度は【センター対策国語】の講座を行います。

文系でトップ私大卒の講師とも以前より主に受験生(高校3年生)向けの「国語」の対策についての必要性について話し合ってきましたが、一連の講座として構想を完成されましたので、実施できることになりました。

講師のコンセプトメッセージの概要をお伝えします。


◎「先生、日本人なのに日本語が分かりません…」

現代文を解き始めた生徒がこう話すとき、数学が分からないよりも、英語が分からないよりも絶望の色を濃くしています。

国語に自信がある文系の生徒は、「現代に生きる日本人が、どうして現代日本語が分からないことがあろうか、いやあるはずがない!」という漢文の反語を駆使して意気揚々と戦いに臨み、敗れ去っていくわけです。

理系の学生は最初から「対策しようがない」というまことしやかな嘘を信じ込み、対策しようとせず「そんなことするくらいなら、数学で満点とってやる!」と意気込んで戦いに臨み、数学で思わぬ失敗をして志望校・学部変更を余儀なくされるわけです。

さて、この講座はセンター現代文を「9割得点すること」を目指しています。それ以外は目指していません。

たった90点を得るためだけの講座です。だからこそ無駄は一切排除しています。不要なことは一切しません。

講座は8月までの約3ヶ月、12回。そして一回2時間だけです。

つまりおよそ24時間で90点を確実に取れるようにしよう、というコンセプトです。

授業中に求められることはただ一つ、「人生でこれだけ集中したことはないと言えるくらいの集中力」だけです。

ところで、受験現代文が分かるようになると、どういうメリットがあるのでしょう?

一言でそのメリットを言うなら、「コンセプトをゼロから生み出せる」ということでしょうか。

これまでは語彙が少なくてなんと表現すれば良いか分からなかったことを表現できるようになる、相手に伝わらなかった気持ちが伝わるようになる、今までとは全く違う見方ができるようになるといったことは、現代文を読み解く力が向上すれば、確実にできるようになります。

また、世の中では業務の一部が機械やAIに置き換えられつつあるわけですから、これまで以上に、全く新しい見方ができる、機械やAIにはできない「コンセプトをゼロから生み出せる」という能力を身に着けている者が求められる時代に入りました。

そのような思考力を身につけるきっかけがこの講座だったと、研究者になったときに思ってもらえる講座であると思います。


本講座で育成できる能力として、

①評論・小説文の「リアルに使える」読解力・回答作成力
②語彙・熟語・慣用表現の養成
③厳しい時間制限で全問解き切る時間戦略

となることを目指します。

つまり、「正確に、迅速に解き切ること」を目指しているわけです。

本講座は、塾内部の「本課生(毎日通塾可のコース生)」には無料で提供します。中高一貫の高校2年生や県立高校の3年生に最適の講座ですから、ふるって参加して頂きたいと思っております。

開催期間中は、定期試験期間を除き、毎週土曜日の夕方となります。初回は5月26日(土)です。

センター対策国語講座2018a
名門講師による【センター対策・国語講座】が始まります

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