難関中学受験対策、真っ最中です【小学6年アドバンス】

11月から、難関中学向け受験対策となる「過去問研究会」(毎週土曜日)がスタートして早1ヶ月が過ぎました。

県外私立中学への進学を本命とされたり、市内の私立中学への進学を前提としつつも「県外有名私立中学の受験を」という方もおられたりします。いずれにしても、そのように高い意識をもたれた小学6年生の塾生を対象に、主に算数、理科、社会の過去問を研究し、学習する時間をとっております。

ターゲット校は、一般的な偏差値サイトで62以上を示すような中学校です。宇部市内の私立中学が50に満たないことを考えますと、当然、かなりの学力が必要です。

会は朝10時にスタートして、塾で出す昼食をはさみ、午後15時までみっちりというものですが、生徒たちがとても熱心に取り組んでくれるため、ついつい私の次の授業のぎりぎりとなる時刻までの1時間以上、延長してしまうことが多くなります。それでも、参加者の全員が最後まで集中力を失うことなく、授業を聞き、ノートに書きとり、また、黙々と考えています。

私の時間が許すなら、入試の前日まで、朝から晩までずっと彼らと一緒に勉強をしたいという気持ちにすらさせられるほどです。

学習の内容的には、算理社の中から、受験される中学校やその近隣の有名私立の過去問から良問を選定し、時間を決めて解き、解説をして、という形式で学習を進めます。また、この問題を解くのに必要な分野を自分でも分析してもらい、それに該当する問題集のページを指定して解いてくるという課題も出します。

近隣の過去問として、弘学館中学(63)、青雲中学(64)、西南学院中学(65)、愛光中学(70)、そして、広島学院(73)やラ・サール中学(73)の良問を主に取り扱い、学力を高めます(カッコ内は偏差値)。

また、普段特に不足気味である社会の暗記についても、ワークの要点などを要約し、何度も書くことにより、覚え直しを行います。普段の授業で算数・国語の完成度は高まってきていますので、あとは社会・理科を固めると、怖いものなしなのです。

秋から冬休み前までの過去問演習で各自の問題点を生徒自身が意識して冬期講習に臨みますから、秋時点での志望校より1ランク伸ばせるチャンスとなります。

冬期講習により学力を仕上げ、冬休み明けの補充も行って、受験会場に自信をもって臨ませる予定でおります。

みなさん、引き続き一緒に頑張っていきましょう。

中学入試過去問演習2015b
私も生徒と一緒に解き、その場でポイントを解説していきます (写真はラ・サール中学過去問)

中学入試過去問演習2015a
社会についても幅広く暗記していきます (写真は青雲中学過去問)

タイトルとURLをコピーしました