福岡県の吉野ヶ里歴史公園へ行ってきました。紀元前3世紀から紀元後3世紀にわたって繁栄した弥生時代は稲作が発達した時期でもあります。その当時の遺跡(国内最大、国の特別史跡に指定)を復元した珍しい公園がこの歴史公園です。
公園を散策すると、あちこちに見事に復元された竪穴式住居や高床式倉庫を見ることができ、一部は中にも入ることができます。倉庫には、大量のもみ殻があったり、かなりリアルに再現されていました。
また、イベントコーナーでは、勾玉作りや火おこしの体験などができたので、参加してみました。
勾玉のもとになる直方体に切られた石を購入し(250円程度)、火成岩と思われる黒い石にこすりつけて削っていきます。角を取り、だんだん丸くなり、勾玉らしくなっていきます。最後に、紙やすりでつるつるに磨いて完成です。
火おこしでは、専用の道具をリズミカルに動かしていくと、すぐに木くずから煙が出てきて、わらに着火すると火がつきます。これは子どもたちにも好評で、楽しいと言って2回もチャレンジしていました。