今年度の受験は、青雲中学、フ大付属中学、慶進中学については受験日が連続しており、慌ただしい2日間となりました。時間の関係で、私の方は、青雲中学の福岡会場と慶進中学に臨むこととしました。
青雲中学では、早朝から車や新幹線で移動してこられた全ての受験生と福岡会場で合流することができ、入場までの30分くらいの間にいろいろとアドバイスをすることができました。
とにかく初めての大きな舞台ですから、みなとても緊張している様子でしたが、いつも共に勉強を頑張って来たメンバーが揃うと笑顔が出始めました。
受験に向けた助言として、とにかく落ち着けるように手をもんだりする動作や、前の科目の気持ちを引きずらないことと、1限の国語では、塾で指導してきた適切な線引きの手法を今こそ実践すること、算数では時間配分を特に意識し、時間でいったん切る勇気を持つことなどを伝えさせて頂きました。
会場に入る時間になると、とてもたくさんの父兄や生徒さんが集まってきて、混雑してきました。青雲の先生方のメガホンからも常に誘導の声が出てざわざわとしてきました。このような環境においても、皆さん落ち着いて、流れに沿ってすーっと入っていきました。わずか小学6年生という年齢でこれほど大きなものに挑んでいる姿が本当に信じられないくらい頼もしく映り、感動して涙が出そうになりました。
また、明日は青雲高校の受験が実施され、塾生さんも申し込んでいますからこの地で奮闘することになります。
また、慶進中学の受験日は少し冷え込みの厳しい朝となりました。学校の先生方が親切に温かい飲み物などを差し入れて下さり、心地よく待つことができました。途中別の入場口の方に移動した間に反対側で塾生さんが入ってこられたようで、一部の生徒さんにしか会えなくなってしまいましたが、これまで努力を積み重ねてこられた生徒さんですから、まったく問題なく試験問題に対応できると信じています。
また12月に慶進高校アドバンスに挑んだ中学3年の結果も心待ちにしています。
1週間以内に上記全ての中学、高校の合否結果が届きますが、どのような結果であれ、小学生の方は次の中学校への準備が待ったなしですから、学習を徐々にはじめていきます。「中学準備講座」といいますが、本講座で、数学、英語、理科、社会など中学レベルの学習を職員一同しっかりと指導して参ります。