2学期に入り、中学受験や高校受験を控えたご家庭と面談をすることが増えてきました。
特に初めてのお子さんの場合、ご家庭も経験がないため、どのくらい勉強したら志望校に合格できるのかといった感覚が分かりにくいと思います。
また、受験はしないが日頃の塾の成績で市立中学でどのくらいの成績が見込めるか、あるいは宇部高はどうかといった話になることも多くあります。
高校受験を控えたご家庭では、将来の職業像も小学生よりしっかりとしていることから、その希望に近づけるための高校選びで悩まれていることが多く、解決に向けて考えていきます。宇部高や高専の合格の可能性に始まり、女子では看護や検査、薬学系を希望することも多く、現状の学力を踏まえての進路選択の話をしております。
私はこれまで、小学生の頃から受け入れ、大学生になられるまでの成長の様子を何人も見てきましたので、小学生のお子さんと1年ほど過ごすとある程度先が見通せる感覚があります。この経験則に加えて現状の学力ややる気、日頃の努力感など踏まえて、面談に来られた方のお子様の将来展望の話をしています。
面談の時間は、時に2時間、また、3時間を超えることもあります。じっくりと話をして、日頃の様子や指導側と保護者様の考えの交換をしています。ご希望の方は、日中はゆっくりできることも多いですので、是非お問い合わせ下さい。
話は変わりますが、ある保護者様と話をしている中で、実験などの話になり、学生時代に作製したプレパラート(人体の細胞の標本)が残っているかもしれないと言われ、後日、詳しい資料までつけられた上で、塾までお持ち下さいました。
その場ですぐ顕微鏡で観察したのですが、私自身は人体の細胞を観察した経験がなかったので、テンションが上がってしまいました。また、小学生や中学生の生徒たちもこれを見たら、また医学や薬学などの分野に興味を持つかもしれないと想像すると、とても嬉しくなりました。
早速次の授業で、中学3年生と、今まさに人体の細胞の学習をしている中学2年生に見せてみると、特に2年生たちは興味津々で、視界にくっきり映った肺胞や腸の柔毛などを見て大変盛り上がりました。
生徒のために貴重な資料をご提供下さり本当にありがとうございました。