今は木星・火星・土星の3惑星が同時によく観測できる時期です。特に今日は月齢と天候にも恵まれたため、探Q教室の天体好きのメンバーと天体観測に出かけました。
月齢が3(三日月)で早く沈んでしまうため、まず月を捉え、月面の観測を行いました。クレーターもくっきりと見ることができました。
三日月のそば(上方)で輝いている星は木星です。
観測した木星です。今日はきれいに木星の4大衛星が並んでいるのが見えました。写真では写っていませんが、4本の縞(しま)もはっきりと見ることができました。
その他、火星は赤い中にやや暗い「運河」を見ることができました。土星もきれいに傾いた輪が見れました。
それぞれ、気になるところをスケッチして記録に残しました。
生徒たちが春の大三角形を探し出しては、「あれがアークトゥルスだ!」と星の名前を正確に言う生徒が複数いて、とても驚きました。
天体もよく学習していると感心した一日でした。
中学理科の天体の項目では、日周運動や太陽系について深く学習します。日周運動をよく理解するには「方位」の感覚がとても重要です。
そこで、南西の空をスケッチしてもらいながら方位をよく理解してもらいました。地図で見る方向とは逆になるため、西と東を間違えた生徒もいたので、勉強になったと思います。