4月から新たに入会された小学6年生の生徒の皆さんにとって、今日の授業は一つの節目となる日でした。
この1ヶ月間で、生徒の皆さんは基本的な単語や文法表現にじっくりと取り組み、少しずつ英語という言語に対する理解と自信を深めてきました。そして本日からは、月2回ずつ予定されている英会話の実践的な時間がいよいよ始まりました。
今回のレッスンでは、「I like green.(私は緑が好きです。)」のような「~を好みます。」という表現をテーマに、まずは授業の前半でしっかりと文の構造や意味を確認しました。その上で、オンラインでつながった海外の先生とのやり取りに挑戦するという流れでした。
最初は少し緊張した面持ちだった生徒たちも、先生の明るい声かけや、こちらからのサポートを受けながら、徐々に表情が柔らかくなっていきました。特に印象的だったのは、聞き取ろうと一生懸命に耳を傾ける姿や、相手の先生に向かって笑顔で返答し、時には手を振ってやり取りを楽しむ様子です。単なる「会話の練習」にとどまらず、英語を使って「つながる喜び」を、体全体で感じてくれていたように思います。
当教室では、小学生のうちから英語の「音」と「意味」を同時に感じ取る力を育てることを大切にしています。ただ単語を覚えるだけでなく、正しい発音や語順の感覚、さらに相手の言葉を受け取って返す双方向の力を身につけていくために、音源をできる限り多く聞かせ、英会話も盛り込むなどの工夫をしています。また、フォニックスの練習の時間も設けられており、よりよく発音の技術を向上させています。
これからも、生徒たちが自分の言葉で英語を話すことに喜びを見出し、自信を持てるよう、日々の授業を積み重ねていきたいと考えています。
