金環日食の朝

今日は932年ぶりに日本の広い地域で金環日食が見られるという。宇部ではあいにく雨模様で、残念なことに全く観測ができませんでしたが、テレビ等で東京の金環日食ライブを楽しむことにしました。

932年前というと平安時代末期(西暦1080年12月)、白河天皇の時代ということです。その前が、西暦628年4月で、推古天皇による日本最古の皆既日食の記録があるそうです。

来月の6月6日には金星の太陽面通過という現象も見られるそうで、その観測のために日食グラスはまだ使えるとのことです。ちなみに今春の金星は-4等星という強烈な明るさを宵の空に長らく放ち、文字通り一番星の存在感をアピールしていたため、テレビでもよく放映されていました。金星が三日月程度に見えるときは、地球に近くなっており、太陽を反射する面積と距離との具合がちょうどよくなり、明るく見えます。

今日は太陽が三日月のような形を通り過ぎて、見事なリング状になりました。少年時代、天文ファンだった私も大変心を躍らせた朝となりました。

金環日食2012a
テレビ放送で見た金環日食(東京)

金環日食2012b
プラネタリウムでの金環日食

金環日食2012c
科学館での太陽の映像

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