いよいよ宇部市内の私立中学の受験日を迎えました。８日がフロンティア大学付属中学校、９日が慶進中学校です。
両校とも、塾生やいろんな受験生の顔が見たくて朝から赴きました。誘導される動線の関係で全員とはいきませんでしたが、塾生・塾外生問わずほとんどの生徒さんと朝の挨拶をすることができました。
少し緊張した面持ちの方や、明るく元気に受験会場に向かう方などさまざまでしたが、とにかく落ち着いて設問との対話に集中すれば、今まで通りの力が発揮できるはずです。
ソーシャルディスタンスの対策がしっかり取られている学校での見送りの時は、生徒さんのすぐそばでメッセージをお伝えすることがあまりできませんでしたが、可能な限り、国語を解くときにいつも伝えているポイントを思い出して頂くための声掛けをしました。そして、落ち着いて問題と向かい合ってくれることを祈る気持ちで見送らせて頂きました。
また、見送る側は、朝の寒い時間ですから、じっと立って待っていますと、どうしても体が冷えてしまうものです。そのような時に、学校の先生が、温かい飲み物や携帯カイロ、そして軽食まで差し入れてくれました。いつもこのような優しい心遣いにはとても心が打たれますが、私もどれだけ生徒さんやご父兄に気遣いができているのかといった振り返りをさせられます。
ともかく、まずは皆さん全員の合格を心からお祈り致します。また、中学受験という山場を一つ越えましたので、新年度に向けて、私自身が心機一転よりよい塾にしていけるように努力しながら、また新しい生徒さんをお迎えしたいと思います。
慶進中学校の正門前
