塾の夏期講習や自宅等での学習を終え、その努力の成果を測定する模擬試験を実施しました。
今年も、一昨年まで会場として利用していた多世代ふれあいセンターの休館などの影響で、塾の各教室で、時間も分散して実施することにしました。
午前中は小学５年・６年生を対象とした全国模試を実施しました。特に５年生の方には、はじめてこのような模試を受けるお子さんもおられ、とても緊張する時間になったことと思います。これから先、長い学習の期間を歩んでいく上で、ひとつの経験になったことでしょう。６年生の多くは、先週に慶進中学のプレテストを受けたばかりで、また長時間、難題と向き合うことになり本当にお疲れだったことと思います。
さて、テストは、これまで磨いてきた一つひとつの知識を統合力に変える上でとてもいい機会となります。一定の時間知恵を絞ったことは重要ですし、さらにそこで組み立てられかけた思考回路を確定するために、夏期講習や通常授業で指導してきた分析の手法を使って、知識の整理を行うような課題を出しています。
午後からは中学１年～３年生を対象とした全国模試あるいは山口県一斉模試を実施しました。特に中学３年生にとっては、夏の間かなり努力をされ、「努力をしたら、こういう結果が得られる」のか、「努力をしたけれども、まだこういう結果であった」なのかといったことを判断し、そのような結果を踏まえて２学期からの先を進める学習と入試に向けた過去の復習のバランスを取りながら、学習を効率的に深めていくことが必要だと考えています。
結果表を前にしての保護者の方も含めた３者面談なども有益な時間になりますから、返却後は多くの生徒さんもしくは保護者の方と前向きな面談をしていきたいです。
長期間の夏期講習に参加して下さり、誠にありがとうございました。
夏期講習のイメージ
＜追記：2021/9/30＞
県模試の結果が出揃いました。公立中学１年～３年の各部での塾生の「教室内トップ５」の全国での概略の位置を以下のグラフに示します。トップ３のみ、数値でも示しています。公立中学２年生の部からは、県内2,391人中１位という大変な好結果を収められた生徒さんもおりました。みなさん、本当によく頑張りました。
山口県一斉模試での塾生上位者の結果（５科総合）
