今年の天体ショーのひとつとして、木星と土星が397年ぶりの超大接近をするということがあり、話題になりました。
授業日の関係で、最接近日からは3日ほどずれましたが、折角の機会なので、夕方塾の外に出て、皆で天体観測をしました。
日没後の、塾前の南西の空の15度ほどの高度のところに、2つの明るい星が並んでいることが確認できました。
木星の方が圧倒的に明るく、土星は暗い、といってもその他の恒星と比べれば明るく輝いていました。
「木星と土星の接近」は流星や月食などの天体イベントと比べると、あまりにも地味なもので、生徒たちの反応もいまひとつでしたが、397年前、つまり1623年と言えば江戸時代真っ最中、徳川家光が征夷大将軍に任命された年ですから、前回このような状況になったのがそのような遠い時代であったということを馳せながら見た生徒もいたと思います。