県立高校の合格発表日を迎えました。朝から快晴で、とても気持ちのよい天気でした。
私は毎年、合格発表日に宇部高校に出向いているのですが、今年の宇部高校には、昨年の本庶佑先生のノーベル賞受賞の横断幕があちこちに掲げられており、宇部高の素晴らしさがまたひとつ増えていました。
今日は、現地への到着が少し早く、塾生の一人が来られていただけでした。待つ間に、私は、塾生の受験番号を何度も復唱して覚えていきました。
しばらくして、中学生がぞくぞくと集まり始め、塾生とも順次会うことができ、ほとんどの塾生と挨拶することができました。
ちょうど10時に、ガラス窓の裏側から高校の先生方が、受験番号の書かれた模造紙を張り出し始めると、集まった人がたちが動き始め、すぐに歓喜の悲鳴で沈黙が破られ、騒々しくなってきました。
集団の先頭付近にいた何人かの生徒がすぐに戻ってきて合格を報告してくれました。私は握手をしながら「おめでとう!」を連呼していきました。
結果は、塾生の受験番号がすべて掲載されていました。宇部高校を第一志望に挙げた「11名全員が合格」したのです。
この合格までは平坦な道のりではありませんでした。特に、夏頃までC判定にとどまっていた生徒たちは、様々な苦労を乗り越えて努力を重ねてきました。そのような生徒たちも、本番で、(自己採点ですが)200点や210点を超えたのです。
このような成功体験を通じて、まず、最後の最後まで社会などの暗記科目を徹底的に反復することの大切さを学んだと思います。
また塾での最後の追い込み期に、英語については塾オリジナルの英作文集を継続して演習しリスニング対策も行ったほか、数学や理科の入試問題の演習時間では与えた範囲を全部完答するまで徹底的に反復するなど、緊張感を持って各科目の演習を行いました。そして、それらすべてに熱心に取り組まれた皆さん自身の成果です。
合格を勝ち取った塾生の皆さん、本当におめでとうございました!