徳進館キャンパス、1ヶ月経過しました【高校生】

徳進館キャンパス(以下、キャンパス)での学習がスタートして1ヶ月が過ぎました。

キャンパスは高校課程の学習を支援するための空間です。具体的には、国公立大学の現役合格を目指す生徒を支援する教室です。

この教室を、「生徒にとって居心地がよく、そして、居心地の悪い塾」になるよう、力を入れているところです。

前者の「居心地がいい」といいますのは、環境面を指しています。新しい備品、広い教室(環境面)は用意しましたが、それを維持し(清潔、整理整頓)、その上でソフト面、つまり、教材など学習に関わる物品が機能的で指導の内容が適切であるということです。

中等部から上がった生徒さんや保護者の方の第一声として、「広い」「きれい」という有り難いコメントを頂いております。

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新しくなった講義側の教室

次に、後者の「居心地が悪い」といいますのは、あるセミナーの先生がおっしゃっていた「生徒にとって居心地の悪い塾は成績を伸ばす」という意味を指しており、具体的には、授業のために一定のメンバーがひとつの場所に集まって学習面で追い込むという指導を行っていることを指します(過去の事例でも、これについていく生徒の多くは現役で志望校合格を達成しております)。

生徒の質問に個別に分かりやすく答えることは重要で、日々重視していることですが、それは塾として当たり前のことです。生徒ペースに任せて支援したとしても、生徒の居心地がよくなるだけで、それでせっかく塾に残って頂いても大きな成長にはつながりません。結果、「この生徒はこの大学なら合格するだろうという大学に合格させる」しかできないと思うのです。それでは、塾の意義が薄れてしまいます。

そうではなく、分かりやすい授業・解説とプッシュ型の厳しい指導、これらをバランスさせることが「生徒にとって居心地が悪く、結果、学力を伸ばす塾、ワンランク上の大学に手を届かせる塾」になるのだと考えています。

若干その厳しさが生徒に負荷をかけすぎる時もありますが、都度反省しながら、バランスを調整しています。主幹講師に研究者気質があり、次々と改良しているところです。

結果、「この生徒には無理かもしれない」と当初思えたワンランク上の大学に合格する生徒が出始めているのです。

さて、キャンパスでは、慶進中学3年(J3)生が最年少で、他は高校生が在籍しています(慶進中学が、3年生に上がった時から主要教科がおおむね高校課程に突入しますので、塾では、J3生も高校生のくくりとなります)。

キャンパスでは、「本課コース」と「授業コース」の2つのコースを用意しています。

最大週に7日間自由に通塾し、専用の映像授業や、週2日かそれ以上のリアルの授業を受けることができ、かつ、自分の自習席1席を占有できるのが本課生です。

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自習室側の教室。一人1席を確保。

現在約20名の本課生が週に数回来塾し、夜間に開催している英数の授業を受けたり、土日などで自習で活用したりしています。夏休みの期間は、ほぼ毎日、朝から勉強しに来る生徒もいます。

私の方では高校化学の教育を担当していますが、化学の理解が十分でない生徒に無料の土曜講座を開催し、この夏に模試力をレベルアップをさせるために総整理編の授業を行っています。新しい受験生も来られ、くらいついて頂いております。

様々な方面から徳進館は小・中・高一貫の教育を行い、最大約8年間かけて新しい入試制度に対応できる学力を身につけさせます。特に中高一貫の慶進/付属中(香川高)生や宇部/小野田高生にとって市内最高の学習環境となることを目指しています。

引き続き、改良していきますので、よろしくお願いいたします。

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映像学習デスクのエリア

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