今年も「女性活躍推進セミナー」の講師を務めました

宇部市には「男女共同参画推進」に関わるセクションがあります。

この前身は「男女共同参画センターフォーユー」と呼ばれていた組織で、2011年当時から毎年講義を行っており、今年で6年目となります。

女性の就職支援事業の一環として「コンピュータを教えて欲しい」というのが市からの依頼事項です。昨年から「女性活躍推進」という名称に変わったように、女性が活躍できる場を広げるための事業です。

市の要望に沿い、何を伝えることが一番役立つかと考えたときに、まず第一に思い浮かぶのが「エクセル(表計算ソフト)」です。そこで、このソフトの面白さが本当の初心者でも分かるように伝えようと企画しました。

ただ日程が2日間と限られるため、エクセルの「文字」「数字」の入力から始まり、四則計算と表作り、条件関数などの解説にとどまりますが、それでも、ある支店の売り上げ一覧表や、成績によってランク分けするような表を作れるようになります。

有難いことに、私の意図した通りに分かりやすく解説が伝わっているようです。昨年、市から頂いた参加者のアンケートを読みますと、


・教え方がとても分かりやすく良かったです。今の時代パソコンはとても必要なので、このような講習があると助かります。

・今まで知らなかった技を教えてもらえて、とても満足してます。目からウロコでした。もっと早く知りたかったです。

・講師の説明がすごく分かりやすかったので、エクセルだけでなく、ワードもこの先生に教わりたいです。

・とても分かりやすい先生で、楽しく学べました。引き続き学びたいと思いました。


と、こちらが本当に有難いなと思う感想をたくさん書いて下さっておりました。

講習会では、決して特別なことをしているつもりはありませんが、私自身が「楽しい」「役に立つ」と思うことを楽しく伝えているから、受講者の方も楽しくなるのだと思います。

私は、中学2年生の頃からコンピュータのプログラミング(当時は機械語やアセンブラ、初等ベーシック)に没頭した時期があり、そこで自力で学んだ「コンピュータの仕組み」の知識のおかげで、大学でより高度なプログラムの作成を行い、これを自身の化学の研究にも役立ててきました。

このような知識を社会に還元できることの意義は大きいと常々感じております。また、来年も依頼があれば、頑張りたいと思っています。

男女共同参画2016a
女性活躍推進セミナーの一場面(宇部市提供)

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