微小粒子状物質(PM2.5)の影響で

環境省のホームページによりますと、微小粒子状物質(PM2.5)とは

①大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの1千分の1)以下の小さな粒子
②非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響響が懸念されている

というものです。

最近、立て続けに宇部市でPM2.5注意報が発令されています。そして、今日もまた…。

加えて今年の花粉は昨年の1.7倍(山口)と例年よりも多く、PM2.5、黄砂、花粉などで空気の透明度が低いことから、3月に予定していた天体観測を延期せざるを得ない状況になる程です。

昨年12月にお伝えした木星も今では徐々に遠くなり、夜9時過ぎには既に高度も低くなりつつあり、観測の好期からは遠ざってきています。

今年の5~7月頃は暖かくなるにつれて黄砂も減り、それに伴ってPM2.5も減少していきます。また、土星の観望最適期が訪れ、その最大の特徴であるリングもちょうどいい角度で観測できます。そこで、次は土星にターゲットを絞り、小学生対象の「探Q教室」などでも観測会の開催を計画しようと思います。

PM25記事2013a
たびたびニュースになった中国の様子

PM25記事2013b
シミュレーターで予測される6月3日21:00の土星

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