慶進中学2年生のクラスでは、2学期から始まる物理の電気分野の学習が始まることに備えて、期末テスト終了後から、電流や電圧の基本概念について解説してきました。特に、オームの法則については教科書の公式をただ暗記するだけでなく、別の多角的な視点から理解することの重要性を常に強調して指導しています。これにより、生徒たちの電気分野に対する理解が深まり、より実践的な知識が身についてきました。
そこで、今日は一歩進んで、電源(電池)や抵抗、電流計、電圧計などの実際の機材を使用し、生徒たちに自由に触れて体感する時間を設けました。
知的好奇心が旺盛な慶進中学の生徒たちは、実物の機材に触れる機会に非常に興味を示し、自由に班に分かれて友達と楽しみながら、これまで机上で学んだ知識を確認していきました。特に、電流計や電圧計の適切な接続方法については、「図」では何度も見てきたものの、実際に接続するとなると全く異なる結果になることもありました。しかし、そのような小さな失敗を通じて、正しい接続方法を指導し、修正させることで、生徒たちは実際の感覚として確かな知識を身につけることができました。
私自身も生徒たちと一緒に楽しみながら、あっという間に時間が過ぎていきましたし、生徒たちにとっても物理に対する関心を一層深める貴重な時間となったことでしょう。このような実体験を伴う授業は、机上の学びを深め、理解を確固たるものにするために非常に効果的であると改めて感じました。
これからも、生徒たちの知的好奇心を満たしながら、実践的で楽しい学びの場を提供していきたいと思います。