塾では社会などの暗記系の科目について、暗記ノート作りを推奨しており、小学生の部から通われている塾生には徹底的に教えているため、中学に上がられても同じ方法で暗記を進めています。
この方法は、私自身が中学2年生の頃に気づた方法で、それをそのまま高校卒業まで実践してうまくいったものです。おそらく勉強でうまくいった方の多くは自然とされているであろう、とても簡単なものです。
しかし、それを習慣化させた塾生と、中学部に途中入塾された方とを比べると、後者の方は一部の方を除き習慣化できていないのが実情です。
そこで、今夏の夏期講習では、中学1年生と2年生を対象としたコースでは、改めて参加者全員、一律に指導し直すことにしました。
また、この機会に、塾で教えるノート作りが「本当に意味があるのかどうか」をある程度の精度で検証し、参加者に確信して頂くため、暗記の割合が多い「社会」について、
①ある単元の要点のみを読みながらマーカー引きをした段階
②その後、暗記ノート作りを行い、反復練習して暗記をした段階
で、同水準の2種類のテスト(一問一答型)を使って初めて定量的に評価してみました。
その結果、明確な成果がでましたので報告します。
このノート作りの効果について、個別に代表的なスコアの変化で見てみますと、
59→87 76→100 35→87
47→70 59→91 41→87
53→91
などとなり、14名全員がスコアアップしていました。
ビフォー・アフターのグラフを見比べた全員が、「納得」の顔です。
塾では、その他まだまだ学力を伸ばせる方法があり、様々なポイントを日々指導しております。