塾の6年生の各コースでは歴史の学習が本格化しております。
古代の日本史では弥生時代は特に面白いところだと思います。人びとが集まってむらをつくり、彼らの暮らしに貧富の差が生まれ、争いごとも増えてきます。
当時の日本がいくつかのくにに分かれ、指導者卑弥呼が現れたとされていたり、当時の中国に使いが送られたりするなどなかなかドラマチックです。
探Q教室生の6年生には、そのような学習をしっかりとした上で、今年も吉野ヶ里遺跡へ行くことになりました。
この日は天候に恵まれましたが、風が強く「火おこし」の体験はできませんでしたが、勾玉づくりと「親魏倭王」と刻まれた金印の製作体験をすることができました。
勾玉作りでは直方体の小さな石材を溶岩石にこすりつけて削り、狙った形に近づけていきます。
また、高床倉庫や竪穴住居の見学やスケッチを行い、太鼓台で太鼓を鳴らしてみたり、物見やぐらにのぼって見たりしながら、学習した知識を実体験でも確認することができました。
一日しっかりと体験をしましたので、きっと先々記憶に残るものとなったことでしょう。