小学部、中学部の中で1月の英検3級以上に挑まれた生徒たちが5名おりました。
3級以上では二次試験で「面接」がありますから、面接指導の依頼を受けることがよくあります。その場合、夜間の授業後に時間をとるなどして、無料で練習を行っています。
今回は、中学部の2年生や3年生の中からは3級と準2級の受験者が、小学部からはなんと「2級」の受験者が見られました。
塾での二次試験の練習では、
①入室から着席
②軽い日常会話
③カードを使った問題に対する応答
についての指導を行います。
特に①の中で、「態度」の項目を上げるための方法を実践してもらっています。
また、②や③の中で、スムーズに応答できればよいのですが、詰まってしまうこともありえます。そのため、「回避策」をマスターさせることも重要ですから、その練習も行います。
また、英検準2級以上ではカードの絵の説明(描写)を英語でしなければなりません。
その時に、ストーリー性をもつことと、できる限り多くの形容詞・副詞を用いてくわしく描写する術が必要ですから、そのためのポイントをしっかり伝えています。
さて今回、「英検2級」に挑まれた小学生のかたは、当塾の英語コースで「書く」英語を学んでおられますが、英検についてはどこの力も借りずに自力で学習をされ、見事に一次試験に合格されました。「2級」は、一般の宇部高生で例えますと高校2年生で取得できるかできないかの水準ですから、それを「独力で」というところが素晴らしいことだと思います。
帰国子女でない中では、当塾での最年少となります。
ただ、二次試験では塾での2回の面接練習を重ねる中で「このままでは落ちてしまう」と危機感を抱き、私の方で気づいた問題点を指摘し、カードの絵の描写時にことばを増やして説明する方法をしっかりマスターさせ、英会話の練習を積みました。
もともと論理作文教室にも通われておりましたし、論理性も高いかたなので、すべてを問題なく吸収されました。あとは、詰まったときの回避策を覚えて頂いただけで、本人のさらなる努力により見事合格を勝ち取られました。
(中学部で、私が二次試験の練習を担当した生徒は、これまで「全員合格」となっています。)
みなさん、本当におめでとうございました!