毎年恒例の防府天満宮への参拝に行ってきました。
今年の天気は晴れ。この日は、少し寒さも和らぎ、参道を行き交う人々の服装もそれほど厚手ではなく、どこか春の兆しを感じさせる穏やかな日でした。
防府天満宮は、日本最初の天満宮として知られ、学問の神様である菅原道真公を祀っています。その歴史は古く、道真公が亡くなった翌年である904年(平安時代)に建立されました。「学問の神様」として受験生や学生の祈願に訪れる人が多く、私もその歴史を大切にしながら、足を運んでいます。
今回も大学受験や高校受験を控えた生徒たちの合格を心から祈り、お札を受け取ってきました。防府天満宮の境内は清らかな空気に包まれていて、一歩足を踏み入れるだけで心が引き締まります。生徒一人ひとりの顔を思い浮かべながら、これまでの努力が実を結び、無事に志望校への合格を掴み取れるよう祈りました。
参拝を終えると、受験というものが日本の伝統行事とも結びついていることを改めて感じます。長い歴史の中で、変わらず受験生を応援し、支えてきたこのような場所に身を置くと、私たち教育者の責任もより一層重く感じます。生徒たちが夢を叶えるために力強くサポートしていきたいという思いを新たにしました。
今年もたくさんの桜が咲き誇る春となりますように。
