国立宇部高専の学校推薦での合格発表が行われました。
国立・県立問わず、上位校では例年倍率が高くなる推薦入試ですし、学力だけではない選抜も行われているように感じますから、なかなか合格をもらって帰ることは難しい状況です。
そのような中、塾からは1名の生徒さんが挑み、見事に合格を勝ち取られました。
ご本人さんの言葉を借りますと、面接の場で、「人工光合成」について話したことが大きかったという実感があるということです。人工光合成については、私が冬期講習の場で何か理科の説明をする中で余談的に話した内容なのですが、それを覚えていてくれて、また、きっとそれ以来ご自身でもそのことを考える時間をもたれたのだと思います。
だから、面接の場でとっさに聞かれても、面接官に伝わるように、詳しく説明することができたのでしょう。
宇部高の探究科や高専での学校推薦での面接では、その学科の性質を考えると、中学校の知識の枠を越えたところでの興味関心が問われていると思いますので、日ごろから広い視野を持って世界のニュースや、科学的な知識を拾っておくことも重要だと思っています。
宇部高専への合格おめでとうございました。