プログラミング教室

今年度から開講した「プログラミング教室」の様子を紹介したいと思います。

この教室ですが、募集を始めて2週間ほどでほぼ内部の塾生だけで席が埋まってしまいました。みなさんプログラミング教育に興味関心があったのだと推測できます。

さて、本日は先週に続いて2回目の開講日になりました。

プログラミングを始めるにあたり、まず、キーボードの扱いが自由にできないといけませんので、ブラインドタッチを目指し、キー入力の訓練を一定時間取っています。

また当塾では、一人1台のノートパソコンを貸し出し、「自分用」として使って頂けるようにしています。それで、みなさん自宅でも練習をしてきたのでしょう。あるパターンのキー入力で、最初3分以上かかっていた生徒は、1週間で1分を切る驚きの速さになって来ました。

この日も20分ほどキーボードに慣れてもらった後はプログラミングの時間です。

当面はスクラッチの使用方法に習熟して頂くべく、テキストに沿って演習を行います。

この時点で、能力のある生徒は習った機能をすぐに応用してプラスアルファの機能を追加して楽しんでおり、それを隣で見ている生徒が触発されて自分も同じようなことを取り入れてみる、など、とても創造的な時間になっています。

その反面、自由にプログラムを作っていく中で、思ったように動作しない現象が多発するわけです。

その時に、なぜ思うように動かないのかを考えさせつつ、ヒントとなることを伝えて修正してもらいます。

このようなやりとりが多く、大変慌ただしく時間が過ぎていくのですが、最終的に、その日に設定した機能を全員が実現し、期待した通りの動きになった時に、とても満足そうな様子を見せてくれました。

まだ初歩の段階ですが、今後「条件分岐」や「繰り返し」など、プログラミングがもつ重要命令の単元に入っていくと、できることが飛躍的に増加しますから、子どもたちがどのような発想をするのか、とても楽しみです。

やはりプログラミングは、子どもたち自身に「知的情熱」を生ませるものだと、改めて実感することができました。

このようにしてより低い学年から論理性を磨いていくことで、新しい大学入試制度が求める「自ら課題を発見し、答えが一つに定まらない問題に解を見出していくために必要な諸能力」(高大接続システム改革会議からの引用文)の達成につなげられる思考力を伸ばすべく実施していきます。

プログラミング教室2017a
教室に並べたノートパソコン

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