化学Ⅰ基礎 特別講座

化学Ⅰ基礎・特別講座が物質量・量論の最終日となりました。物質量・量論関係についてはここ1ヶ月半ほどかけて何度も何度も解説と演習を行ってきましたので、全員の理解度が高まりました。そして今日の最終日は締めくくりに化学実験をすることにしました。そこで、実験に必要な次の計算を、全員で頭を絞って実行しました。

250mLのデュラン瓶の5倍モルの酸素を得るのに必要な過酸化水素水の体積を求め、その酸素とちょうど反応する鉄の質量を求めよ。

そして、酸素の発生(過酸化水素の触媒的分解)→鉄の燃焼の実験を行いました。一瞬で鉄が燃え上がり、鉄の融点(1535℃)を超えて赤く溶けた鉄の玉ができる様子を観察しました。次回からはヘスの法則に入ります。

化学特別講座 鉄の燃焼
鉄の燃焼の実験 <Fe3O4の合成>

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