山口県高専合同説明会【アドバンス中学3年】

高専(高等専門学校)については、全国的にはおよそ1県1高専の設置(47都道府県で57校)しかないのですが、山口県は3つもの高専(宇部工業高等専門学校、徳山工業高等専門学校、大島商船高等専門学校)がある特殊な県です。

本日、これら県内3高専の合同説明会が、下関市立川中中学校で開催されました。アドバンス3年コースの塾生の中から毎年誰かが高専を受験し合格しているため、最新のトレンド収集のため参加してきました。

宇部高専には、私自身、時折ですが、講義や情報交換のため出入りをしており、親しみを覚える学校です。もちろん、塾生の進路としても重要な学校であるため、教授の方たちとも情報交換を行っております。

宇部高専のポイントは、何といっても全国で初めてで唯一の「経営情報学科」を有していることでしょう。経営に関する知識も学べる学科ですから、学生たちによる説明会場では、「将来何かの社長になりたい人はぜひ経営情報へ!」とPRしていました。

また、他学科のブースでは、学生によるロボットの展示や電子工作品、ソフトウェアの展示などで、来訪者を楽しませてくれました。

宇部高専では、卒業生の3割が専攻科へ進学し、残りの7割が就職組とのこと。就職組の就職率がほぼ100%になっていることに触れられ、求人倍率が23倍もあることが紹介されました。かつてのリーマンショック後でさえも12倍はあったとのことで、1名が十数社以上を選べることから、100%近くの就職率を達成しているとのことでした。宇部ではこのような学校は珍しいと思います。

ちなみに、塾で実施する模試で記入する志望校のひとつに、「宇部高専」を挙げる生徒が今年も出てきました。高専対策もしっかりと進めていきたいと思います。

高専説明会2016b
下関市立川中中学校

高専説明会2016a
宇部高専のスクールバス

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