国公立大学後期日程の発表をもって、今年の高校3年生の大学受験が、ようやく一区切りを迎えました。共通テストの朝に山口大学の正門で生徒たちを送り出してから、長いようで、振り返ればあっという間の二か月余りでした。
今年の最大のトピックは、広島大学薬学部、そして山口東京理科大学薬学部に、それぞれ当塾から直接、現役合格者を出すことができたことです。両名とも、小学生の頃から塾に通ってくれていた生徒です。長い年月をともに過ごしてきた生徒たちが、大学入試という大きな関門で、それぞれの志望を果たしてくれたことを、私は心から嬉しく思っています。
一人は、小学6年生のときに青雲中学校に合格するなど、早くから突出した学力を見せていた生徒です。もう一人は、派手さこそないものの、本当にコツコツと積み上げていくタイプの生徒でした。タイプはまったく異なる二人ですが、共通していたのは、塾の自習室で長時間、机に向かい続ける姿でした。来る日も来る日も同じ席で同じように問題と向き合うという日々の積み重ねが、薬学部という難関への現役合格につながったのだと思います。
また、当塾の英語講座(共通テスト対策)に参加した生徒たちも、着実に得点力を伸ばしてくれました。長文を読み切る体力、選択肢を吟味する目の付け所、時間配分の感覚などは、一夜漬けでは身につきません。4月から毎週繰り返してきた演習が、本番の得点という形で実を結びました。
そして、共通テストを終えてからの一か月、二次試験に向けた数学の記述対策の授業に臨んでくれた生徒たちにも、確かな成果が見られました。答えが合っていればよいというものではない記述式の答案について、論理の運び方、式変形の必然性、図や言葉による説明で部分点を狙う技術など、採点者に伝わる答案を書くという意識を、最後の一か月で徹底的に磨き上げました。
現役生の主な合格実績は、次の通りです。
【今年度の主な合格先(キャンパスの現役生)】
- 広島大学(薬学部)
- 山口東京理科大学(薬学部)
- 山口大学(医看/国際/教育/経済)
- 岡山大学(農・工・情報)
- 芝浦工業大学
- 大阪芸術大学(映像)
- 西南学院大学/福岡大学(工)/近畿大学(工)/立命館大学 ほか
【当塾の中学部卒等の生徒の合格先】
- 山口大学(医医)
- 九州大学(工)
- 大阪大学(経済)
- 上智大学
- 福岡大学(薬)
- 九州歯科大学(口腔)
- 明治大学
- 青山学院大学
- 近畿大学
- 西南学院大学
学校名だけを並べると、どうしても無機質な印象になってしまいますが、この一つひとつの合格の裏側には、それぞれの生徒の長い努力の時間があります。第一志望に届いた生徒もいれば、悔しい思いを抱えながら次の道へ進む生徒もいます。けれども、合否の結果そのものと同じくらい、この一年間、それぞれが自分の進路と真剣に向き合い続けたという事実を、私は誇りに思っています。
大学は、ゴールではなく、新しいスタートラインです。この春から始まる学びの場で、塾で培った「自分の頭で考える力」を、さらに深く、広く伸ばしていってほしいと願っています。
そしてまた、新しい高校3年生が、この先輩たちの背中を見ながら、それぞれの目標に向かって歩み出していくことを、楽しみにしています。


