今日は、慶進中学校の英語スピーチコンテスト(午後の部)を見学しました。お誘いを受けて伺ったところ、会場には塾生の参加者が合計で6名もおられました。せっかくの機会ですので、午後の発表は全員拝見しました。
また、保護者の皆さまとも挨拶することができ、近況をうかがう時間が持てたことも有意義でした。日々の練習や家庭での支援の積み重ねが、今日の舞台につながったことを感じました。
ある生徒は、コンテスト出場を目標に掲げ、毎日1文ずつの暗唱からコツコツ始めて自力で仕上げていたとのことです。また別の生徒は、舞台上でも落ち着きがあり、発音・抑揚・間の取り方が自然で、まるで「国連に招かれた環境問題を提起する演説者」を想起させるほど堂々としたスピーチでした。
大勢の大人を前にしながらも、子どもたちの口からすらすらと、途切れることなく言葉が出てくることは本当に不思議に思います。また、どの生徒さんにも、ここまで積み上げてきた努力と自信が現れており、ただ感心するばかりです。
今日の場は、子どもたちが練習の成果を「公開の場」で検証する貴重な機会となったことでしょう。原稿の理解→発話→修正指導→再練習という学習サイクルは、公開の場を通すことで締まりが生まれるものです。
発表された皆さんは本当に素晴らしかったです。今日の舞台で得た手応えと課題を次の一歩に生かしたり、学習にも生かしていきましょう。私の方では、教科の指導に当たり、引き続き基礎の積み上げと実践的指導の両輪で支援していきます。


