防府市にある科学博物館「ソラール」に行ってきました。今年は「はやぶさ」帰還の記念イベントが行われていました。
2005年9月12日に小惑星イトカワに到着した「はやぶさ」。彼はイトカワを周回して観測した後、同年11月にイトカワへの着陸に成功しました。ところが、その後、燃料漏れなどのトラブルに見舞われたものの、これらを克服し、ついに2010年6月13日にオーストラリアの砂漠に着陸しました。「はやぶさ」は、約60億キロの旅を終え、7年ぶりに地球へ帰還したのです。
当初は「滑らかな表面にはクレーターがたくさんあるはず」と思われていましたが、実際は予想に反して、クレーターはほとんどなく、起伏と変化に富んだ地形で、天文学者たちを大いに驚かせたとのことです。
館内でははやぶさの小型の模型とともに、山口大学のボランティア学生がその説明のために熱弁をふるっていました。宇宙に興味を持つきっかけになればという思いでしたが、参加した生徒はどうだっただろうか。
その他、常設コーナーを楽しんで帰ってきました。
小惑星イトカワと探査衛星機「はやぶさ」 【出典www.isas.jaxa.jp】
はやぶさが撮影した小惑星イトカワ 【出典www.isas.jaxa.jp】
小惑星イトカワ表面の平地 【出典www.isas.jaxa.jp】
イトカワに接近! 【出典www.isas.jaxa.jp】
小惑星イトカワに着陸したはやぶさ(想像図) 【出典www.isas.jaxa.jp】