5月下旬頃から公立中学の中間試験が始まります。日頃の授業では中間試験に向けた先取り学習を進めているのですが、GWが明ける頃からは復習と予習が重なってくるため、勉強の量が増えていきます。
受験生である3年生のクラスでは、GWにはかなり多めの課題を出しましたが、皆さんよく努力され、クラス全体での提出率(件数ベース)は94%を達成しました。
さて、中間テストに向けた特別対策ですが、18日から順次学校や学年別に無料の「テスト前学習会」を開催します。これは、約5時間ほどの時間を確保した学習会で、学校ごとに異なるテスト範囲に合わせるため、私の方で、テストの範囲表を見ながら個別に必要なプリントを作成して配布します。
生徒たちは学校のワークや塾で配布されたプリントに取りかかり、わからないところは私がそばについて個別的に指導します。
質問をよくする生徒は、「問題意識がある」という点で優れていると思います。そして、そもそも質問をするためには事前によく考えておかないといけませんし、そして質問後に解説を受け、その解説が書かれた紙が手元に残るので、それを見ながら要点を書き直したり、数学であればその問題をもう一度トライしたりすることで、しっかりと頭に残るというメリットがあります。そのため、時間内でできる限り多くの質問をしてほしいと思っています。
しかし、質問がなかなか出せない生徒が多いのも事実です。自分で解決できているから質問がないのであればいいのですが、分かったふりをしてしまう生徒もいます。こうなると学習の能率が落ちてしまいます。
そこで、順調に解けば15~30分で終わる程度の問題を全体に配布すれば、「実際よく学習できている生徒はすぐに仕上げてくるものの、そうでない生徒は時間がかかる」という方法で習熟度を簡単に判別することができるので、判別後、習熟度の低い生徒にはその範囲が完全に理解できるまで徹底的に指導します。
このように、様々な方法を組み合わせて能率良く学習ができるように工夫しているので、意味のある学習会になっていると考えています。
また、中間テストの結果が出そろえば統計情報をお知らせしたいと思います。