公立中学3年生の2学期の期末試験対策も終わりました。
アドバンス3年生のコースでは、これまでの塾での学習で教科書のほぼすべての教科の学習を終えたことになります。
11月頃までのように、知識が十分にそろわない期間は単元別の問題にしか取り組めません。当然、入試問題のように、様々な知識を複合させた応用問題に対するにはまだ使える道具が少なく、太刀打ちできないのですが、個々の知識(道具)がそろえば、それこそ急進的に力が伸び、「未知の問題の解法」に自ら気づくようになっていきます。
そのため、不完全な知識の今の時期にただ模試の結果を見て「志望校をあきらめる」のではなく、私はいつも塾生に言っているのですが、「最後まで努力をし続ける人が勝つ」ので、あきらめないでほしいと思います。
塾では、12月2週目からは週3日間の授業に加えてさらに土曜日を追加し、入試実践形式(タイムトライアル形式)での入試問題の演習を行い、普段の授業でそれらに対して不完全な単元の補充や解説を行っていきます。
「弱点の発見 → そこを補強」というサイクルを繰り返すことで、効率的に学力を伸ばせるはずです。
そのため、必然的に授業の形式も12月からは変わっていきます。
2学期までは定期テスト対策が中心で、単元ごとの個別的な学習の時間がほとんどを占めていましたが、1年生からの単元の復習のための全体授業と、知識複合型の応用問題の演習、そしてまた個別の実践演習を繰り返すという、私自身が本当にしたい授業形式がやっと実現できる時期になります。
苦しい勉強が楽しいと思えるよう工夫していきます。まずは受験のその日まで、ともに頑張っていきましょう。