新年度を迎えて【中学3年生】

新年度が始まりました。受験生にとっては、いよいよ勝負の一年が始まるという意識を持つべき時期です。

しかし、保護者の皆さまの中には、お子さまがまだ受験生としての自覚を持てていないのではないか、何から始めたらよいのかと、不安を感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。

実際に多くの生徒が春の段階ではまだ本格的な受験モードには入っていません。しかし、学力の差は、日々の学習習慣の差から生まれることは間違いないため、派手なことではありませんが、新年度生に対して思考習慣が良くなるような指導から始めています。実際そういうことが受け入れられ、できる年齢になったとも言えます。

どの進路に進むにしても必要な思考力をより高めるため、生徒の皆さんが前の学年の頃より更に主体的に考える習慣を身につけさせる方法を実践してまいります。中学3年生のクラスでは特に強めにそういった意識付けの指導を始めており、考える習慣、聞く意識の向上などが実感として感じられています。

本番までまだ時間はあるように見えますが、高校受験の時期までは9ヶ月ほどしかありません。日々の学習習慣、授業に臨む姿勢、わからないことをそのままにしない姿勢など、小さな積み重ねが大きな成果につながります。当塾では、宇部高校を目指す生徒さんが多いので、合格後の高校課程にもつなげられるよう、高めの水準での指導をしていますから、それ相応に負荷がかかりますが、しっかりとついてきてほしいと思います。

受験は決して短距離走ではありません。時間をかけて準備し、着実に力をつけていくことが求められます。そのためには、本人の努力はもちろん、お子様をくじけさせないためのご家庭の理解と協力、そして塾との信頼関係が欠かせません。

お子様の授業に関わる状況を従来よりもきめ細かく伝えられるように、システムを新規開発し運用しましたので、これから一年間、ご家族ともしっかり共有しながら、責任をもってお子さまの指導にあたらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

徳進館進学ゼミナール
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